床材の種類と特徴。~後編~

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こんにちは!

もうすぐ6月。

半袖で過ごす日も増えてきました。

今年の夏は梅雨が長く、梅雨明け後は猛暑になるかも…とのことです。

万全の対策で挑みましょう!

 

さて、前回の続きです。

お次はクッションフロア。

『CFシート』とも呼ばれ、クッション性のある柔らかい塩化ビニール製のシート状の床材です。

デザインも豊富でハサミで簡単に切れることもありDIYにも人気です。

耐水性にも優れているのでトイレや洗面所にも向いています。

フローリングよりも、張替えなどの作業が簡単で安価なのが人気の理由ですね。

 

しかしデメリットも。

耐久性はそれほど高くなく、熱や衝撃などに弱いです。

柔らかい素材を使用しているので家具を置いた場所にはへこみができます。

重い家具を引きずった時に破けてしまう…なんて事もあるので取り扱いには注意しましょう。

他にも塩化ビニール素材の為どうしても通気性はあまりよくありません。

クッションフロアは床に張り付けて使うので経年劣化により浮いたり剥がれたりした場所に湿気が入り込むと、なかなか外に逃がせずにカビが発生する原因にもなります。

 

次にフロアタイル。

最近人気ですね。

以前のブログにも何度か登場しています。

以前のブログはコチラ👇

床リフォームで部屋をおしゃれに!

洗面所リフォーム

3部屋同時リフォーム

LDKリフォーム③

デザインも豊富でこちらも最近DIYなどに人気です。

クッションフロアと同じ塩化ビニール素材です。

耐水性に優れているのにクッション性はないのでキズが付きにくく耐久性に優れています。

木目柄や石目模様は凹凸までもリアルのに再現されており、本物と間違うほどのデザイン性です。

カッター等で簡単に切れ、最近では裏面が滑り止め加工や吸着加工になっていて接着剤を使用しないで使えるものもあります。

賃貸にもピッタリですね!

ここまで見るとデメリットがないように思いますが、やはりクッションフロアに比べると少しコストがかかります。

ただし破損や汚れなどで張り替える場合、クッションフロアと違ってタイル1枚単位で張り替えることができるのでコストは抑えられるでしょう。

あとは継ぎ目から水が侵入してしまうことがあるので処理はしっかりしましょう。

置くだけタイプの場合、メンテナンスはこまめにしたほうがいいですね。

 

次は畳です。

こちらは以前ブログで詳しく紹介していますのでそちらをご覧ください。

畳の交換とメンテナンス

 

最後はカーペットです。

コチラは遮音性、クッション性が高く、冬場は暖かいですがもちろん防水性はありませんので水や飲み物をこぼすと染み込んでしまいますが、最近は撥水加工が施されているものもあります。

ダニが付着、繁殖もしやすいので掃除機などはこまめにかけましょう。

 

いかかでしたか?

どの床材を選ぶかでお部屋の印象がかなり変わるので、お部屋のイメージや用途に合わせて選びましょう。

床材を選ぶ時の参考にしてみてください!